鼻について説明していきます。
鼻とは
においを感じるとともに、外気を浄化、加温、加湿するところ。
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鼻の構造と働き
鼻は呼吸のときの空気の出入り口であるとともに、においを感じる嗅覚器でもあり、構音機能にも大きく関与しています。 鼻膣(びくう)は、鼻中隔(びちゅうかく)という壁を境に左右に分かれていて、それぞれ、上鼻甲介(じょうびこうかい)、 中鼻甲介(ちゅびこうかい)、下鼻甲介(かびこうかい)という棚板のような出っぱりを持っています。 鼻甲介には粘膜腺があってここから絶えず分泌される粘膜が吸い込んだ空気に含まれるチリやホコリを吸着するとともに、 空気に適度な湿り気を与えています。つまり、鼻膣には体内に入りこむ空気を浄化し、温度と湿度を調節するエアコンのような働きがあるのです。 鼻膣の最上部には嗅細胞という嗅覚器があり、においはこの部分で感知されます。嗅細胞の先端には嗅粘膜があり、 その表面には、線毛が、粘膜から分泌された粘膜の中に密生しています。 においのもととなる分子がこの粘膜にとけて線毛を刺激すると、その情報は電気信号に変えられて、 嗅球(きゅうきゅう)を経て、大脳へ送られるしくみになっています
鼻の構造と外鼻の骨格
鼻膣の構造=前頭洞(ぜんとうどう)、嗅球(きゅうきゅう)、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)、上鼻甲介(じょうびこうかい)、中鼻甲介(ちゅうびこうかい)、 咽頭扁頭(いんとうへんとう)、下鼻甲介(かびこうかい)、耳管咽頭口(じかんいんとうこう)、軟口蓋(なんこうがい)、嗅部(きゅうぶ)、上鼻道(じょうびどう)、 中鼻道(ちゅうびどう)、下鼻道(かびどう)、鼻前庭(びぜんてい)、外鼻孔(がいびこう)、内鼻孔(ないびこう)。 外耳骨格=鼻骨(びこつ)、鼻中隔軟骨(びちゅかくなんこつ)、外側鼻軟骨(がいそくびなんこうつ)、 副鼻翼軟骨(ふくびよくなんこつ)、小鼻翼軟骨(しょうびよくなんこつ)、大鼻翼軟骨(だいびよくなんこつ)。
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