咽頭と喉頭
咽喉と喉頭について説明していきます。
咽頭と喉頭とは
空気を気道へ食物を食道へ振り分ける、発音器の役割も果たすところ。
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咽頭・喉頭の構造と働き
咽頭(いんとう)とは鼻膣(びくう)、口膣から食道、気管につながる管状の部分で、 呼吸するときの空気の通り道であるとともに食物の通り道でもあります。 そのため、呼吸時と食事時にはそれぞれ気道と食道の通路を振り分けなければなりません。 呼吸時には軟口蓋(なんこうがい)と喉頭蓋(こうとうがい)が動いて食道への通路をふさぎ、気道を確保します。 また、食物を飲み込むときには、軟口蓋が背側に動いて食道への通路を確保し、同時に咽頭蓋が気道をふさぐ構造になっています。 食物が気道に入りこむことがないのは、こうしたしくみがあるためです。 咽頭とは気管の入り口部分にあたり、呼吸時に空気の通り道の広さを調節するほか、 喉頭膣(こうとうくう)の左右の壁に突き出した筋肉のヒダである声帯が発音器官の役割をにないます。 声帯のすきまを声門と呼び、ここにはき出した空気をぶつけて振動させることで、声がつくられます。
咽頭と喉頭の構造
咽頭(いんとう)、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、舌、喉頭蓋軟骨(こうとうがいなんこつ)、喉頭蓋(こうとうがい)、声帯(せいたい)、 咽頭扁桃(いんとうへんとう)、耳管咽頭口(じかんいんとうこう)、軟口蓋(なんこうがい)、口蓋垂(こうがいすい)、喉頭(こうとう)、気管。
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