頭部
頭部について説明していきます。
頭部とは
頭部とは総頸動脈が枝分かれし、頭部に血液を供給しているところ。
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頭部の血管の構造と働き
心臓から延びる動脈は、大動脈弓の部分で、頭部、上肢(じょうし)へ向かう動脈と下半身へ向かう動脈に分かれます。 頭部に血液を供給するのは、首の両側を通る2本の総頸動脈(そうけいどうみゃく)で、この動脈は、 下顎骨(かがくこつ)のところで外頸動脈(がいけいどうみゃく)と内頸動脈(ないけいどうみゃく)に分岐します。 外頸動脈は、頭蓋の外側の組織に血液を送り、内頸動脈は枝分かれし、大脳、小脳などの中枢神経に血液を送っています。 ☆頭部(側面)の主な動脈と静脈☆上矢状静脈洞(じょうしじょうじょうみゃくどう)、下矢状静脈洞(かしじょうじょうみゃくどう)、中硬膜動脈、 海綿静脈洞(かいめんじょうみゃくどう)、顔面静脈、翼突筋静脈叢(よくとつきんじょうみゃくそう)、総頸動脈(そうけいどうみゃく)、 S状静脈洞(じょうじょうみゃくどう)、外頸動脈(がいけいどうみゃく)、内頸動脈(ないけいどうみゃく)、 外頸静脈(がいけいじょうまく)、内頸静脈(ないけいじょうみゃく)。
頭部の動脈
動脈は近隣の動脈との間に相互の連絡路を持ちますが、脳組織の中にはそれを持たないものがあります。 これを終動脈(しゅうどうみゃく)と呼びます。終動脈は単独で血液の供給をになっているため、 その一部が詰まったり破れたりしてしまうと終動脈にたよっている組織は壊死(えし)することになります。 一般に、脳梗塞(のうこうそく)などで致命的な障害を受けるのは、終動脈のある部分といわれています。 ・頭部の動脈(正面を向いて上から) 頭皮の血管・前脈絡動脈・前大脳動脈・中大脳動脈 内頸動脈(ないけいどうみゃく)、内頸静脈、リンパ節、内頸動脈
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