頭蓋
頭蓋について説明していきます。
頭蓋とは
複雑な組み合わせで、脳や顔面の感覚器官を保護するもの。
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頭蓋の構造と働き
頭部の骨格である頭蓋は、中枢器官の脳や、目、耳、鼻といったとても大切な感覚器官を保護する役目を果たします。 頭蓋は脳頭蓋と顔面頭蓋に分かれ、脳頭蓋は、1個ずつの前頭骨、後頭骨、蝶形骨(ちょうけいこつ)、篩骨(しこつ)、 左右2個ずつの側頭骨、頭頂骨からなります。これらの骨はパズルのような波形の線で組み合わせられていて、 この組み合わせ線を縫合線(ほうごうせん)と呼びます。頭蓋の骨がこのように複雑な縫合部によって結合されているのは、 内部のやわらかい脳をしっかりと守り、保護するためなのです。前頭骨、上顎骨(じょうがくこつ)、蝶形骨などには、 一部が厚くなっている部分がありますが、これらは内部が空洞になっていて、頭蓋全体の軽量化を図っています。 頭蓋のなかで最も薄いのは側頭骨で、この部分は衝撃を受けた場合、他の骨に比べて骨折の危険性が高いといえます。
頭蓋(正面)と頭蓋(側面)
頭蓋(正面)=前頭骨(ぜんとうこつ)、鼻骨(びこつ)、上顎骨(じょうがくこつ)、下顎骨(かがくこつ)、頬骨(きょうこつ)。 頭蓋(側面)=頭頂骨、前頭骨(ぜんとうこつ)、蝶形骨(ちょうけいこつ)、側頭骨、後頭骨、上顎骨(じょうがくこつ)、外耳道、下顎骨(かがくこつ)。
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